2010.08.12
第2回 琵琶湖塾
大変、大変、大変、大変、ご無沙汰しております。
気がつけば、長い間ブログが更新できていない状況でした。
言い訳ですが、3回ほどブログを書いている途中で寝てしまい、
朝になっていたことがあります。(ほんまに言い訳や!)
最近何をしていたかと申しますと、
何をしていたんでしょうか。。。
昼間は調査関連、打ち合わせ、出張など、ほとんど事務所に
おりませんでした。
暑中見舞いも、ギリギリ出せたような次第で、落ち着かない
日々を送っております。
夜もお客さんと懇親会があったり、研修会をやったり、
新たな税理士法人の職員になっていただく方と食事会をしたり、
お客さんの現場レベルの方と意見交換会をしたり、
何せ、色んな人とお会いして、色んな話を聞き、話し、
吸収できたと思います。
そうそう、7月1日でエアーズ税理士法人を設立したのですが、
9月1日(大安)に正式に開業となります。
関連各方面には開業案内のお葉書が到着すると思いますが、
前もってお伝えしておきます。
さて、今夜は琵琶湖塾2回目で、勝間和代さんの講演を聞いてきました。
正直、思っていたよりもフクヨカで、ごっついなというのが第1印象でした。
それはさておき、内容は『みんなで日本を変えよう』というもので、
序盤から勝間節が絶好調でした。
しかしながら、さすがの内容で、説得力が違いました。
ありとあらゆるデータが頭に入っており、スクリーンに自分のパソコンの画面を
プロジェクタで映し出し、ステージの上を行ったり来たりしながら、
コンサル出身らしく、色んな話をされました。
昭和43年生まれで、大学在学中に公認会計士試験合格、結婚をして、
その後3人の子供を持ち、2回離婚しているという、すごい経歴です。
へーーー、と思った事項を箇条書きにします。
・男女参画社会は難しい。なぜなら、人間はある程度差別をして自分の優位さを確認
したがる生物。日本に男女差別があるのは、日本が単一民族だからである。
他民族国家には男女差別は少ない。
・上流階級、中流階級、下流階級あるが、それぞれの階級別の支出を見ると、下流に
行くほど支出が増える項目が1つだけある。それは、たばこに対する支出である。
・正規雇用確保はやめるべき。企業が従業員を退職させやすい環境を作るとともに、
退職した方が転職しやすい環境を整備すべき。
・三毒はダメ。三毒とは、『ねたむ、怒る、愚痴る』。
・事業仕分けの意味はほとんどない。なぜなら、事業仕分けをした代わりに、新たに
補助金制度を設けて、天下り先を作っている。
・起業には、アイデアと市場が大切。
・日本の借金残高が多いのは、さほど問題ではない。GDP700億円に対して、
債務残高は1,000兆程度。家に例えると、年収700万円の人が1,000万円の
借金をして家を買うようなもの。特に異常な数値とは言えない。ただ、
債務残高よりも、プライマリーバランス(国債を除いた収入から国債の返済を除いた支出
をマイナスしたもの)が赤字になっている方が問題が大きい。
短時間でしたが、非常に内容の濃いものでした。
上記は一部でしかありません。
そろそろ、眠ります。
井上 豪