2011.02.18

この1週間

みなさん、こんばんは。
今日は淡路島へ出張で仕事に来ております。
この1週間は大変バタついておりました。
会計士や税理士、特に税理士の世界は今は確定申告
というやつのシーズンで、所得税の集計作業などに
明け暮れている方が多いと思います。
私も公認会計士、税理士ですので、税務もやっているわけですが、
来週、近畿税理士会に税理士記念日特別相談会というありがたい
相談会に相談員として招集されてまして、世のため人のために
一日相談を受けることになっております。
さて、まずは先週9日に開かれた琵琶湖塾の最終回、ゲスト講師のお話をしますと、
白石康次郎さん(確か44歳ぐらい)で、海洋探検家という肩書でした。
25歳か26歳で単独無寄港世界一周の最年少記録を樹立するなど、ヨットに
乗って世界を4〜5周ぐらいしている方でした。
まったくの海の男、これぞヨットマンという雰囲気の方で、さすが船の上で一人
考えるのが好きとあって、まー、自分の考え方というものがカチッと定まっている。
ニコニコしながら楽しそうに海の話や、自然の話をするのが上手な方でした。
彼は、自称貧乏サラリーマンの息子として生まれ、母を早くに亡くし、明治生まれの
おばあちゃんと、昭和初期生まれの父に育てられた決して恵まれたとは言えない
幼少時代、青年時代を送っていたそうです。
水産高校に行って、その時にヨットに目覚め、ヨットで世界一周したいと誓ったそうです。
高校卒業後は、すでに世界でも有名だったヨットマンの弟子になり、腕を磨きました。
彼らのすごいところは、スポンサーにお願いしてお金を集め、それを使ってヨットを作り
レースに出るというスタンスを保っていることです。
ヨット1隻で2〜3億円ぐらいするらしく、それだけよくお金を出してくれる人を探してくるなーと、
感心しました。
最初、無名だったころは、植村直己さんの奥さんに手伝ってもらって30社ほどまわり、
成果は0円だったそうです。そりゃそうですよね。俺、好きなことしたいからお金ちょうだい、ってことですもんね。
そんな苦労をしながら、苦労して自分でヨットを作り、世界一周を成し遂げて有名になったそうです。
印象深い言葉は、
・自然界と人間界の両方で私は生きている。人間界の常識が自然界では全く通用しない。
・人間が『自然を守る』と言っているが、自然は守ってほしいなんて思っていない。地球温暖化で
氷河が溶けようが、自然はそれでいいと思っている。人間が自然を守ると言っているのは、
翻訳すれば、単に『人間にとって都合のいい自然を守る』ということ。
・ヨットで一人さみしい時は、どう乗り越えてますか?という塾生の質問に対し、私には奥さんも、応援してくれる仲間もいっぱいいる。一体それで何がさみしいんですか?と逆に不思議そうな顔をしていた。
今回の琵琶湖塾はこんな感じでした。
今年度はこれで最終回ですが、来年もぜひ受講したいと思います。
そして、話は変わりますが、先週末は、京都の下鴨神社と金閣寺に行ってきました。
下鴨神社は、今月初めに知った情報では、私の先祖と非常に関係が深いとのことで、
早速、本殿の中へ入ってみました。すると驚いたことに、『井上社』というものが建っていて、
井上という言葉に驚きました。由来を見てみると、昔、井戸の上に祠を建てたようなことが
由来だそうで、ひょっとしたら、私の井上はここでいただいた名前なのかな?と。
早速、母親や父親に電話して話すると、『それはすごい』ということになり、次回連れてくることに
しました。
『井戸の上』だから、『井上』。小学校のころから、そうかなーと思っていた『井上』という言葉
の意味に、ちょっとがっかりしました。でも、『井戸の上』で『井上』以外にないだろうと思って
いましたので、長年の疑問がこれで解決しました。つまらんことで、すいません。。。
金閣寺は、小学校?以来ではないかと思いますが、全く記憶にはありませんでした。
中に入ってみると、非常に動線が良くて、渋滞しない。さすが、京都を代表する観光名所
だと思いました。しかし、まー、金閣寺のきれいなこと。天気は悪かったのですが、たまに
ピカーッと太陽が照ると、神々しく光る金閣寺に観光客は一同に満足している様子でした。
今週は大阪や京都でウロウロと仕事をしておりましたが、木曜から淡路島へ来て監査してます。
雪がまだ積っているのに驚きましたが、相変わらず、のどかな島です。
因島といい、淡路島といい、瀬戸内海の島々に縁があり、幸せなことだとありがたく思います。
明日、といいますか、今日もしっかり仕事をして、良い週末を迎えたいと思います。


CONTACTお問い合わせ

PAGE TOP