2011.06.16
祖母井上この 享年99歳にて天命を尽くす
みなさん、こんばんは。
先週末の日曜日、父方の祖母が入院している琵琶湖大橋病院にお見舞いに行き、
午後6時半ごろにお別れしましたが、その後、午後10時18分に老衰により享年99歳の
人生を全うされました。
最後に会った時は、目も開けられず、こん睡状態かと思っていましたが、
『おばあちゃん、おばあちゃん』と声をかけると、ニコニコと顔をしわくちゃにしたり、
首を振ってみたり、明らかに意識があると思える行動をしていました。
『おばあちゃん、力がなくなって目を開けたり、しゃべったりはできひんけど、
意識はしっかりあるで』と、手を握ったり、肩をもんであげたりしてましたが、
さすがに点滴だけの1週間ですから、ガリガリになっていました。
でも、顔色は良く、また復活するんじゃないか?と言っていただけに、残念でした。
火曜日の夜がお通夜、水曜日が告別式となり、両方もちろん出席してきました。
もともと予定の入っていたクライアントの方々には、大変ご迷惑をおかけいたしましたが、
皆さん快く出席させてくださり、本当にありがたく思っております。
水曜日の夕方からは通常業務に戻りましたが、ずっと、おばあちゃんの事が
頭の中をちらちらしておりました。
大正2年生まれ。40歳で夫と死別し、女手1つで4人の男の子を育てました。
たくましい女性であり、我々孫にとっては、とてもやさしい祖母でした。
いつもニコニコ大歓迎で、去年も『まさるちゃん、まさるちゃん』と言って、手を握って
くれました。
人間はなぜ死ぬのか。
人間は何のために生まれるのか。
宇宙は何のためにあるのか。
幼いころからの謎は、まだ解けないままですが、
ただ、祖母が天国で久しぶりに祖父と再会できていることを願っています。
井上