2011.10.17

会計という仕事とエアーズ

みなさん、こんばんは。
今日は、最近色々と考えていることを書きたいと思います。
エアーズ経営研究所を始めたのが平成20年4月1日。
それから、はや3年半が経過しました。
この3年間、出会いもあれば別れもあり、独立した会計士の
集団を作っていくことの楽しさや難しさなど、色々な勉強を
させていただきました。
『智弁和歌山高校』の思想で経営(小規模精鋭制)を採用し、
弁護士、司法書士、社労士、鑑定士などの幅広い人脈の中で、
この人は!と思う人を見つけては、エアーズに引きづり込んで
きました。
3年半経って、各分野の『この人』という方々と出会えたことが一番の
財産であり、多くの仕事を一緒に仕事をし、支えられてきました。
私は、『この人が失敗するなら納得がいく』という人たちと一緒に
仕事をすることが夢と言いますか、目標であり、そういう方たちが
周りにできたなーと実感しております。
ようやく、野球で言えば9人がそろったというのが、現在のエアーズの
姿であると思います。
このメンバーでどうやって戦っていくかを考える重要な時期に来ていると
感じてます。
今、考えているのは、大きく3つのセクションに分けて事業展開していくこと。
M&A、ターンアラウンド事業部・・・会社対会社、単発、狩猟民族
内部成長支援事業部・・・会社内、継続、農耕民族
パブリック事業部・・・公会計
です。
現在、来年4月1日以降の組織、事業内容、会社名、事務所所在地など、
すべてを見直そうとしています。
この3年半、そこそこ思っていることが実現できたかもしれませんが、
もう1ステージ上の組織を目指したいと思っています。
税理士法人を含め顧客数関西NO1を目指して、突き進んでいく所存です。
売上ではなく、顧客数であるところがPOINTです。
大切なのは、いかにたくさんの会社を幸せにできるか。
エアーズは、単なる会計屋ではなく、
『ビジネスパートナーになれる会計事務所』を目指しています。
我々は、営業マンにはなれませんが、売上や利益を伸ばすことができる可能性の
ある企業を紹介することで、良いビジネスパートナーにもなりたいと思っています。
そのためには、多くの顧客と関係をつなぎ、お客様の悩みに対して、
『こういうことをしている会社がありますが、一度ご紹介しましょうか?』
という形で、すでに多くの企業をご紹介しています。
特に、事業再生の局面にある会社などには、最適なスポンサーをご紹介することが
最近の一番の楽しみです。
しかし、これって良く良く考えてみれば、私が昔からしていることの繰り返しだ
ということに、最近気づきました。
昔のブログを読んでいただいている方は、お気づきかもしれませんが、
大学生時代に、オール1の中学生2人を家庭教師して高校や大学まで進学させた
ことがあります。あの時も、子供と一緒に40キロ走ったりして、一緒にがんばった
記憶があります。
また、彼氏彼女を望む人たちのために、バーベキューを開催したり、コンパを開催
したり、直接紹介したりもたくさんしました。
結局、やってることは同じなんですね。
会計の仕事をしても、結局、自分という人間は変わらない。
会計という道具を使って、昔から同じことをしてるんだなーと、気づきました。
それならば・・・
ということで、これで一生社会に貢献していこうと。
私のライフスタイルにしようと。
どうせやるなら、まずは関西NO1だ、ということです。
倒産しなくても良い会社、
自己破産しなくても良い社長、
自分の会社だけでなく他社も面倒をみる余裕のある会社、
事業の多角化を検討している会社、
技術はあるけど売り方を知らない会社、
売り方は知ってるけど、売るものがない会社、
・・・・・・・・・・・・・
これらをくっつけるのは、やはりアナログに人間同士の付き合いを大切に
している人しか無理だと思います。
人同士の紹介と違って、会社の場合はさらに複雑です。
多くの会社と関わりを持ち、多くの会社を紹介し、多くの利益を上げてもらう。
人口が減少する日本で、企業が海外勢に打ち勝つためには、我々のような
企業の数値をわかっているものが、積極的に企業成長のために努力する
時代に来ていると思います。
団塊の世代がビジネスの第1線からリタイアしていく今日、我々に課された
使命は今後の日本にとって非常に重要なものであり、心して仕事に臨まなければ
ならないと、切に思います。
優秀な専門家が集まってくれた、エアーズのような組織が、その第1線を走っていく
ことが、まずは関西の企業にとってプラスになることを願います。
井上 豪


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