2011.07.07

登山計画

みなさん、こんばんは。
8月に富士山登山することを決定いたしました。
以前から、ずっと日本人に生まれた以上は登らねばと
思っていましたが、ついに実現することとなりました。
その前座として、滋賀県の伊吹山に先週末の夕方に行ってきました。
恥ずかしながら、滋賀県出身者として初めて伊吹山に行きましたが、
すばらしいですね!
標高1300メートルを超える滋賀県で一番の山ですが、1200メートル
ぐらいまで車で行けます。残りの100メートルほどを散歩がてら40分ほど
登ると頂上に着きます。
花が売りのようで、あちこちきれいな花が咲いていますし、琵琶湖が一望できて
感動の景色でした。
そして、何より涼しい!
地上と10度ぐらい違うようで、先週末は34度ぐらいまで気温が上がりましたが、
頂上付近は23度ぐらいで、風が吹くとちょっと肌寒いような感じでした。
頂上の売店で一服していると、見知らぬ登山家らしいおじさん(60歳超え)が現れて、
延々と山の話をしてくれました。
兄ちゃん、どこから来たんや?
京都やったら、昔京大病院に入院したことがある、とか、
たわいもない話が30分ほど続きましたが、私が富士山に8月に登ろうと思うと
言うと、伊吹山も車で上がって来てるもんが、いきなり富士山に登るのはどうかと
言われてしまいました。
おじさんは、伊吹山の麓からほぼ毎日登山してきているようで、売店のおじさんと
かなり親しい方でした。昔から日本の山の登り続けている大登山家のようでした。
そんな中、エベレストの話が出て、おじさんが昔誰かの補助者としてエベレストの
ベースキャンプの少し上まで行ったと言うので、それならと、私も昔中国一人旅の
時に、エベレストのベースキャンプまで行きました、と言うとおじさんは目をまん丸にして、
『君、やることやっとるやないか!!』
と言い、一瞬にして私を見る目が変わりました。
ベースキャンプの近くのお寺の話になり、私は実はそこに1週間ほど泊めてもらった
と言うと、ますます目を丸くして体をのけぞらせ、
『君、ちゃんと、やっとるな!!!』
と感動をあらわにしていました。
実際、私もチベット側のベースキャンプに行ったことのある人とは、22歳に行って以来、
初めて出会いましたし、すごくうれしかったです。
チベットの区都ラサから3日間かけてベースキャンプに行く道のりの話や、砂ぼこりがたまって
途中で車が何度も止まる話、空の青さ、星のきれいさが全く違う話など、行ったことのある人
にしかわからない共通の話題で、しばし時を忘れました。
そして、おじさんが一言。
『君、チベットに行きたいと思わんか?!』
正直、『やばい』と思いました。
一緒に行こうと言い出す雰囲気で、私はチベットにはぜひもう一度行きたいと思っていますが、
40代になってからと思っています。(30代はとにかく仕事に頑張る)
一度行ったら、早くて半月、通常は1カ月は時間がかかります。
その話は、うやむやにしましたが、おじさんの意見を尊重し、富士山に登る前に、
伊吹山を麓からしっかりと歩いて登ることにしました。
その時に、またおじさんがいたらいいなーと思っています。
ほとんどの山を登っているようですが、一番好きな山は?と聞くと、アルプスにある
『常念岳』だそうです。日本100名山にも挙げられている山ですが、この山が一番
きれいで、好きだと。
私も100名山に登りたいと思っていますので、チベットは無理でも、日本の100名山は
一緒に登りたいなー、色々と教えてほしいなーと思います。
また会えるかどうか、楽しみです。
伊吹山から帰ってきてすぐ、登山グッズを買いに『好日山荘』という京都ヨドバシに
ある店に行き、登山靴、リュックサック、懐中電灯(頭につけるやつ)
などを買い揃えました。
やはり、私は海より山の方が好きですね。
日本100名山にチャレンジしたい人は、是非お声かけください。
井上


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