2012.03.10
親父の名言?迷言?
みなさん、こんにちは。
最近、パッとしない天気が続きますね。
お天気オタクの私としましては、停滞前線のお話など、
ゆっくりしたいところですが、また改めます・・・
3月に入ったこともあり、3月決算の会社の決算準備が
始まっています。具体的には、今期の決算の留意事項
特に税制面についての準備が主です。
ちょっと会計税務の話になりますが、平成24年4月1日以降
開始事業年度から様々な税制上、いくつかの改正があります。
大きいのは、
法人税率の減税(ただし、復興増税もありネットで2%ほど減税)
繰越欠損金の利用制限(大企業のみ)と利用期限の延長(7年→9年)
売上5億円以上の企業の消費税計算が面倒に。
特に については会社が普段どのように会計処理しているか、
部門分けして記帳しているかによって、手間が大幅に変わってくる
可能性がありますので注意が必要です。
もしこのブログを読んで売上5億円以上だけど、そんなん知らんかった!
という方がおられれば、早急にご確認ください。
もちろん、エアーズにお電話なりメールなりいただいても結構です。
さて、3月6日に母親の誕生日があり、その他の祝い事も3人ほどいたので、
先週日曜日にみんなで集まって、京都駅の『がんこ』で祝賀会を開催しました。
子供も入れて、総勢10名ほどでしょうか。
その時に、うちの親父と酒を呑みながらいろいろと話をしていました。
うちの親父(良三)は、現役の電気屋ですが、今は電気工事なんかをメインに
やっています。
昔は、滋賀県の大津で2つほど店舗を持ってやっていましたが、量販店の
進出とともに、店舗による商品の小売りから撤退し、工事を中心にやっています。
しかし、店舗時代に構築してきた多くの固定客が今は老齢化し、そういう方たちは、
逆に量販店などにいけない、または行っても説明がわからない、などで、
結局親父に電話をかけてきて、『エアコン壊れたから何か適当に持ってきて!』
などの注文をされてきます。
これはこれで、1つのビジネススタイルだなと思ってみています。
親父(65歳)は、身長160センチ110キロ(推定、自己申告)で、実写版のドラえもんであることは、
以前も書いたかも知れません。みんなから痩せろ痩せろと言われて、数十年、
まだ太っています。最近は、この年でここまで太ってたら大したもんだと思って見ています。
太った体を活用し、一人でも冷蔵庫や大型テレビをおなかに乗せて運ぶ姿にファンが多く、
待ち合わせ時間に大幅に遅れても『もう、良ちゃんやからしゃーないな』と温かい
気持ちで許してくれることが多いようです。
たまには、アンテナの取り付けなどで屋根に上がることもありますが、お客さんはみんな
心配そうに見守っていたことを覚えています。あんな巨体で、作業ができるのか?
屋根が抜けないか?といったことでしょう。
そんな親父は、人を笑わせることが大好きで、そのために自分は太ったとまで言うぐらいです。
長くなりましたが、親父が先週末の祝賀会で、お酒を呑んで言った言葉が強く心に
残っています。
『迷ったら、食うたらええ。悩んだら、食うたらええ。痩せてるやつは、悩んでない証拠や!』
全く、意味不明な言葉ですが、何だか親父らしい言葉だと思いました。
単に、自分が太ったことの言い訳?とも聞こえますが、精神的につらいときこそ、しっかり食べて
元気をつけろということでしょう。
確かに、お腹が減っている時に悩んでいると、あまり良い結論が出ないことが多いかもしれません。
心と体の健康のためには、
『迷ったら、食うたらええ。悩んだら、食うたらええ。』を思い出して、今後の人生を
歩んでいきたいと思います。
でも、親父のような体形にはならないよう、気を付けたいと思います。
井上 豪