2011.12.24

経過ご報告

みなさん、こんにちは。
先日の青森山田の件を受けまして、青森県に行ってきたり、
亡くなった選手のお通夜や告別式に参列したりで、非常に慌ただしい
日々を過ごしておりました。
お通夜、告別式ともに1000人ほどいたのではないでしょうか。
非常にたくさんの人たちが最期の別れを惜しんで参列されました。
それだけ、多くの方たちに愛されていた選手だったと思います。
昨日23日の大阪での告別式は、しめやかに執り行われました。
私は甥っ子の横についていましたが、棺の中に入っている冷たくなった
仲良しの選手の胸に手を置いて、5分ほど何も言わずに立ち尽くして見ていた姿に、
私も、涙をこらえることができませんでした。
そばにいた選手のお母さんに「すいません。」とだけ言うのが精一杯の言葉でした。
4月から12月という短い期間ではありましたが、毎日共に過ごし、
夜も色々と語り合った仲間の死を、彼が受け入れられているかどうかは、
まだわかりませんが、時間が少しずつ解決していってくれると思います。
肉親の方々はもちろんのこと、他の選手達や監督陣、学校関係者、警察、
高野連なども含め、原因究明に必死になっておられます。
ただ、やはり亡くなった子の命は戻ってきません。
残された選手たちは、亡くなった子の遺品を持って、今後日々練習に
励んでいただきたいと思います。
3年生の夏に、今の1年生達が甲子園の舞台に立てることが、
最大の供養になると思いますし、ご両親もそれを願っておられます。
そうなる事を願って、今回の件のご報告は終わらせていただきます。
井上 豪


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