2012.06.17

アルゼンチン

みなさん、こんばんは。
地球で日本の反対側にある国、それはアルゼンチンです。
今週月〜水まで、我が家にアルゼンチンの方が3日間泊まって
行かれました。
彼は、両親を日本人に持つ、アルゼンチン生まれの33歳独身で、
私の親戚にあたります。現在、アルゼンチンのS&P社に勤務し、
この度休暇を利用して約3週間日本に滞在してくれています。
アルゼンチンでは、5年以上の勤続者に対して、3週間以上の休みを強制的に
とらされ、休んでいない従業員がいると、会社が罰金を科せられるそうです。
『法律のおかけで休める』と彼は上機嫌に話してくれました。
彼は、スペイン語(アルゼンチンの母国語)、英語、日本語を話すことができ、
日本語が一番苦手です。カタコトな日本語で、がんばって話してくれました。
また、不思議なことに、アルゼンチン国籍と日本国籍の両方を持っているようで、
両方のパスポートを持っていました。話を聞いてみると、アルゼンチンを出る時は、
アルゼンチンのパスポートで出国しますが、経由地(カナダ)以降は、日本の
パスポートを求められるそうです。
昼間は、私は仕事だったのでご一緒できませんでしたが、月曜日の夜と、水曜日の
夜は一緒に食事をして楽しみました。
もてなしコースは、
月・・・京都祇園『まとい』でお寿司を食べたあと、鴨川沿いの『のん亭』という川床のある店で涼みながら、
    お酒を楽しむ。
水・・・京都駅ビルにある『モリタ屋』で、ご希望のしゃぶしゃぶを食べた後、ホタルを見に行き、最後に
    スーパー銭湯で締める。
彼は、残念ながらあまりお酒が得意ではないので、コーラとか、リンゴジュースになってしまいましたが、
お寿司は非常に喜んで食べてくれました。ただ、ウニは全くダメでしたね。わさびの軍艦巻きには、涙を
ポロポロ流して、ウンウン言ってました。。。
鴨川沿いの『のん亭』は、京都のおばんざいと日本酒が特においしく、リーズバブルな店で大好きです。
彼を連れて行き、川床がもう出ているので、鴨川からの涼しい夜風を受けながら最高のひと時を過ごせ
ました。
水曜日は、アルゼンチン人が肉食なので、そろそろ肉が食べたくなったことかと思い、焼肉かしゃぶしゃぶで
悩みましたが、本人の希望でしゃぶしゃぶにしました。しゃぶしゃぶのえのき茸が妙に気に入っていましたね。
そのあと、ホタルは残念ながらあまり飛んでいなかったので、滋賀県の大津京にある『やまとの湯』という
スーパー銭湯に連れて行きました。やはり、日本と言えば、銭湯でしょ。
タオルは湯船につけてはいけないとか、まずはかけ湯を浴びてから湯船に入るとか、ここを押したらシャワーが
出るとか、色々なことを勉強してもらいました。
やはり、初めての露天風呂と初めてのサウナはお気に入りのようでした。
特にサウナには強く、私のほうが先に出てしまいました・・・
露天風呂にある、裸で横になって涼めるスペースで、一緒に横になって、アルゼンチンのことや、彼女はいるの?
とか、いろんな話に花が咲き、すっかり長風呂してしまいました。
仕上げには、風呂上りに牛乳を飲んで、帰ってきました!
色々と視野の広がる3日間でしたが、アルゼンチンをぐっと身近に感じることができました。
いずれアルゼンチンに仕事で行けるようになれれば、いいなーと思いました。
イグアスの滝や、パタゴニアにも行ってみたいですね〜。
井上 豪


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