2013.07.21

まさかの準決勝敗退

みなさん、こんばんは。
今日は、甥っ子の通っている青森山田高校の青森県大会準決勝でした。
私も昨夜青森に入り、ホテルで一泊して今日の準決勝を楽しみにしていました。
今年の3年生は、1年生大会で青森県優勝を皮切りに、昨年秋、今年春と青森で
優勝していたため、各誌の評価にもあるように、夏の大会も大本命でした。
相手は、聖愛という高校でしたが、ベスト8で光星学院に1点差で勝ち、波に乗って
いる高校です。投手は、右投げスリークオーター気味の投手と、左投げ本格派の
投手の2名いました。
午前10時から試合開始となりましたが、あれよあれよで2−4で負けました。。。
勢い、流れって、本当に怖い。
選手はみんな泣き崩れ、その後に選手の寮に行ってもまだ泣き崩れている子が
いて、まだ信じられないといった感じでした。私もそうですが、まだ負けたという実感が
ありません。。。
トーナメント戦の怖い部分が出てしまいましたが、相手も良いチームで少ないチャンスを
確実に得点していました。
甥っ子は、鎖骨を冬と春に2回骨折して8か月ほど打撃練習ができず、ベンチにも
入れませんでしたが、7月に全体練習に参加しだしてバッティングの調子が上向きだった
だけに、甲子園に出れたら背番号をもらえる可能性もあると思っていました。
勝負の世界、絶対はありませんね。ビジネスの世界と同じです。
私が高校生の時、夏の大会で負けた後に監督がテレビ取材に言っていた言葉を思い出しました。
『この子たちは、厳しい練習を800日耐えて毎日やってきました。
今日のこの一日で、子供たちの事を判断してやって欲しくないですね。』
青森山田の選手の皆さん、日本で屈指の練習量と言われる青森山田高校の野球部を
最後までやり遂げたことが、甲子園に出場するよりも、はるかに大切なことであり、
今後の人生で最大の財産となります。
身に着けた忍耐力、判断力、コミュニケーション能力は、決してお金では買えません。
本当に大切なものは、お金では変えない。
お金に関わる仕事をしている一会計士として、皆さんはすばらしい財産を手に入れたと思います。
今後の人生、大いに生かしていってください。
本当に、厳しい練習、プレッシャーとの戦い、お疲れ様でした。
井上 豪


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