2022.08.08
狐の嫁入り
先日、事務所から窓の外を見ておりますとめずらしい天候に遭遇しました。事務所の窓越しに北御堂に向けて写真を撮りましたので、少々見づらいですが・・・
晴れ間が見えるのに雨が降ることを「狐の嫁入り」というと親に教わって、昔からそのように呼んでいたのですが、改めて調べてみますと、これは主に関西以西で使用されている言葉であり、関東では「天気雨」というそうです。意外と言葉そのままですね。
どういう経緯で「狐の嫁入り」と呼ぶのかをWikipediaで調べてみましたところ、「晴れていても雨が降るという嘘のような状態を、何かに化かされているような感覚を感じて呼んだものと考えられており、かつて狐には妖怪のような不思議な力があるといわれていたことから、狐の仕業と見なして「狐の嫁入り」と呼んだともいう。ほかにも、天気雨のときには狐の嫁入りが行なわれているとも、山のふもとは晴れていても山の上ばかり雨が降る天気雨が多いことから、山の上を行く狐の行列を人目につかせないようにするため、狐が雨を降らせると考えられたとも、めでたい日にもかかわらず涙をこぼす嫁もいたであろうことから、妙な天気である天気雨をこう呼んだとも、日照りに雨がふるという異様さを、前述の怪火の異様さを転用して呼んだともいう。」とありました。言われてみれば、狐というのは「化かす」というイメージが強い気がしております。そのようなイメージも関西人が強く持っているのでしょうか。
最近はさっきまで晴れていたというのに突然雨に降られることや、線状降水帯が発生し一部地域で大雨に見舞われることが増えております。コロナウイルスの蔓延によりマスクが欠かせない影響もあるのか、熱中症患者も相変わらず多いようです。
温暖化の影響でこのような天気が続いているのかと思いますが、地球は大丈夫なのか、自分の一代先、二代先は、今と同じような生活ができるのか、心配になってしまいます。1人の影響は少ないかもしれませんが、今は救急車もなかなか出動できないようですので、とにかく自分の熱中症対策だけでも、自分ができることを探していきたいと思います。
まだまだ真夏日が続きますが、早く秋がこないかなあとばかり考えてしまいます。皆さま何卒ご自愛くださいませ。
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