2017.05.05
マテ貝
先日、家族4人で潮干狩りに行ってきました。毎年1回は行くことにしています。ただし、いつもは有料の潮干狩り場、すなわちアサリを撒いてくれている潮干狩り場に行くのですが、時期的に少し早かったため、まだどこも開いていませんでした。
そこで、潮干狩りができそうな太平洋側の海をネットで調べて行ってきました。そこは初めて。近くには行ったことはあるのですが、バカ貝が多い地域なのでアサリはあまり期待しませんでした。その代り、もしかしたらマテ貝が獲れるかもと思ってマテ貝用の用意もしていきました。マテ貝用の用意とは、鍬と塩。
大潮の干潮の2時間前を狙って現地に着くと、時期的にまだ早いこともあって、人はパラパラ。でも海に近づいてみると、結構2枚貝がいました。しばらく子供たちと掘っていると、バカ貝とアサリではない2枚貝(何かわかりませんでした)がそこそこ獲れました。
とりあえず獲物を確保してから初体験のマテ貝獲り。じっと砂を見つめ穴を探す。わからん。鍬で砂を薄く削いでみる。もしかしてこれかっていう穴発見。3つあったので全部に塩かけてみる。するとそのうち1個からマテ貝出てきましたよ。妻がすかさず殻をつかんで引きづり出しました。記念すべき1匹目。要領がわかった後はひたすらこれの繰り返し。私は鍬役でこれがしんどいんですが、やっぱりマテ貝獲れると楽しいもんです。子供たちも大喜びです。コツは楕円形の穴を探すこと、マテ貝の貝殻は弱いので優しく根気強く引き出すこと。
結局、50匹くらいになったでしょうか。醤油バター焼きとクラムチャウダーにして食べました。貝らしい味で美味しいのですが、見た目がグロい。釣りをするので、どうしてもマムシかアオイソメに見えてしまいます。でもまた行くでしょうね。楽しかったから。息子の受験がなければすぐにでも行けるのになぁと思いながら1年間は我慢です。
小西一成