2016.09.04
シジミ
先日、淀川にシジミを採りに行きました。
妻と子供2人に加えて、妻側のじぃじの計5名。
妻と付き合っていた頃に、ハゼ釣りに来てついでにシジミを獲ったことがありました。
その時は大漁で、大きなシジミがたくさん獲れました。「やまとしじみ」だと思っていましたが、最近では「なにわべっこうしじみ」という名称が付いているらしいです。
当然、食べられるのですが、今回の目的はタナパラ(タナゴの水槽)に入れること。
JR塚本駅近辺がポイントで、それ以外の場所はどうなのか知りませんが、前回も今回もここです。
全員サンダルを履いてきているので、川辺に着いたら足を水に濡らして砂をふるいにかけます。シジミ獲り用に、ふるいを2つ、ジョレンを1つ持ってきています。
まずは少年野球のクラブが野球をしているバックネット裏の河原でシジミ獲り開始。結構獲れるが小さい。確かにべっこう色。小指の爪より小さいものはリリース。膝まで水に浸かりながら30分くらい獲ってましたね。すると、河原で眺めていた見ず知らずのおじちゃんが何か言いたそう。目を合わせると、「あっちの岩の下に大きいのいっぱいいるよ、ちょっと深いけど」。さすが大阪、おせっかいです。でもありがたい情報なので、早速ポイント移動。おっちゃんは先に移動しており、木の枝で水深を計ってくれてました。結構深いぞ、枝は軽く1メートルは沈んでます。でもポイント移動しちゃったから、入らないわけにはいかないですよね、おっちゃんも見てるし。で、息子と一緒に入りました。胸まで浸かりましたね。息子は首まで。普通の服で。後から娘も「入りたい!」って泳ぎ始めました。普通の服で。1回濡れたら一緒なので、息子とジョレン使ってシジミ獲りです。結局、40分くらいでしょうか、でっかいシジミ20個くらい獲れました。もっと続けたらもっと獲れるんですが、さすがに川の水に胸まで浸かりながらジョレンとふるいを使うのはしんどいです。
獲物はでっかいシジミ20個くらいと、小さめのシジミ40個くらい。息子と娘は食べる気満々だったのですが、私の中ではこれはタナゴの産卵用。息子と娘を何とか説得して、妻の実家のタナパラに入れてその日は終了。
後日、じぃじから悲しいお知らせ。淀川のシジミたちがほとんど死んだとのこと。塚本の辺りは淀川の下流なので、汽水。タナパラは完全な淡水。これが原因か。今度はスーパーに売っているシジミを入れてみようかなと思ってます。楽だし。
小西一成