2021.12.08
秋の風物詩
イチョウ並木の道を歩きながら、すっかり秋だなと思っていたのですが、
冬の気配を感じる季節になってしまいました。
11月下旬に秋の風物詩である紅葉を見に京都で有名な日本庭園に行ってきました。
年によって、紅葉の見ごろは11月下旬だったり、12月上旬だったりし
見ごろの時期は一瞬で終わってしまうので、
11月に入ると今年の紅葉の見ごろはいつ頃だろうとそわそわします。
今年はちょうど見ごろの時期に行くことができました。
紅葉の赤と、イチョウの黄色、常緑樹の松の緑のコントラストがとても鮮明で美しく
毎年今年も見ることができてよかった!!と感動しています。
海外の紅葉は、イチョウの「黄色」のイメージですが、
日本では赤、黄色、緑等の様々な色が重なりあっていて、
日本の紅葉は美しいと外国の方からも驚きの声もよく聞きます。
調べてみると、紅葉するのは落葉樹だけで、
落葉樹は日本をはじめとする東アジアやヨーロッパの一部、
北アメリカの東部に限られており、
その中でも特に日本は落葉広葉樹の種類が多く、
ヨーロッパに比べると2倍ほどの種類があるため、
色彩豊かな紅葉を見ることができるということです。
庭の池には、小野小町が和歌の書かれた草紙を洗ったと言う伝説のある
「小野小町 草紙洗の石」があり、
平安時代の人もこの紅葉を見て美しいと感じたのだろうなぁと
古のロマンを感じた日でした。
K.N