2021.06.14
言葉の力。
一向にコロナの終わりが見えない中、オリンピックの開催まで40日を切りましたね。
開催が1年延期になり様々な制限を課される一方で、開催が未だ懸念されています。本来ならオリンピックを現地で観戦する予定でしたが、やはり目に見えないウイルスを周りの人に広げてしまうかもしれない恐れがあり断念しました。
そんな中、ふと「コロナが終息しても、今まで通りの生活に戻れるのかな」と考えるようになりました。今では当たり前になった飲食時以外のマスク着用、アルコール消毒、リモート会議など“普通の生活”の概念が変わっていくような気がします。
あるテレビ番組の【日本人のスゴイところ】という特集で、日本在住の海外の方が目の前で財布を落としたら何%拾ってくれるのか、という内容でした。結果は100%!たとえ、感染症が流行していても困っている人がいれば手を差し伸べる、という日本人の素晴らしい考え方が世界から称賛を浴びました。
以前、帰宅途中の電車内で隣に座った方の様子がおかしいことに気が付きました。声を掛ける前に肩に凭れるように倒れこんでしまい「大丈夫ですか?」とありきたりな言葉を掛けることしかできず、無力さを感じました。しかし、その方が下車する時「お気遣いいただきありがとうございました。」と言って頂き、少しでもお役に立てたのだと思うと心が晴れやかになりました。
“ありがとう”の言葉が持つ力は偉大ですね。
K