2021.04.27
おもてなしの心
エアーズの玄関口には綺麗なお花が生けてあります。O先輩の生け花教室のお花をいつも分けていただいています。そのおかげでエアーズの受付はいつも華やかです。エアーズに面接に来た時、最初に目に入ったのはお花でした。職場でお花を生ける大変さを思うと、おもてなしの心がきちんとある会社なのだと思いました。
お花の調達の手間、生ける手間、水替えの手間、経費面等々。そんな手間を惜しんで、お花を生けてくださる素敵な方は、どんな方だろうと思って入社しました。思った通り気が利いて、思いやりのある素敵な先輩でした。
お花があるだけで会社が華やかになります。感謝感謝です。
昔の恩師に言われたことです。「お邪魔したお家に野草が生けてあったら、その意味に気付ける人間になりなさい。洋花より日持ちしない野草は、きっとあなたを迎えるために、朝摘んできて生けてくれています。その意味に気が付けるようになるには実際におもてなしの心でお花を生けてみましょう。そのうちに違いがわかります。」
それまで、おもてなしの心というのは、相手を思いやるだけで何とかなると思っていたのですが、それだと完全に一方通行の思いになりかねません。おもてなしの心にも勉強が必要なのだとその時気が付きました。野草の意味に気が付けるようになるには、まず自分でやってみること。自分が相手を思いやって相手のために何かしたいと思う、そこがスタート地点には違いないのですが、実際にやっていくうちに手間がかかるとか、後工程等を学んで初めて相手にとって心地のよいおもてなしが完成するのだと思いました。
お花は一例ですが、独りよがりにならないよう、相手の立場になって考えること、常に忘れてはいけないなと思います。
おもてなしの心だけでなく、目配り、気配り、心配り、そして女子力。
私は行き届かないところばかりですが、O先輩を見習って、日々成長していきたいなと思います。
ばたこ