2020.08.20
天体撮影
確か、Yahooニュースか何かで、たまたま7月には『ネオワイズ彗星』が見ごろを迎える、とのニュースを見て、そういえばたまには星空を眺めて時間を過ごすのもいいなと、ふと思ったのが切っ掛けだったと思います。自宅に有ったカメラと三脚を用意し、果たして思うように上手く撮れるかどうかも分かりませんでしたが、とりあえず近場の山にでも行ってみようと思いました。
調べてみると、私が住んでいる奈良県には色々と観測スポットがあるようです。
その中でも星空撮影スポットとして知られている曽爾高原がある曽爾村に行ってみることにしました。
広大な曽爾高原と星空はなんだかマッチしそうです。
撮影をしに行った当日は雲が若干広がっていたものの、月の出が21時以降だったので、月の明かりに邪魔をされず、ほどほどの暗さの中に星空が広がっていました。
20年に一度、地球に最接近してくる木星と土星がとても明るく輝いていました。
普段は街のネオンや味気ない電光の人工的な明かりの洪水のなかで暮らしていても、夜空などあまり見上げることもなく、本当の星空がどんな感じだったかすっかり忘れてしまっていましたが、ちょっと街中から外れた郊外に行きさえすれば、子供のころよく田舎で見上げていた本来の星空を簡単に見ることができます。
結局は肝心の『ネオワイズ彗星』も『ペルセウス座流星群』も見逃してしまいましたが、またチャンスがあれば、まずは流れ星を撮ってみたいです。
たる吉