2020.07.16

考える

 コロナ禍という異常事態のなか、日々状況が変わっていく今の社会において、自粛すべき、経済を回すべきといった様々な意見・考えがありますが、私自身が最近感じるのは、「考えるということ放棄して、すぐ答えを欲しがる人が増えたのではないか」ということです。

 「先生、これはどうしたらいいですか。」「私は何のお金をもらえますか。」

 このような質問であっても、自分なりの考えや方向性を持って質問される方と、何も考えずに答えだけ知りたがる方では、この質問に続く言葉が違ってきます。

 私の思い込みかもしれませんが、インターネットが発達した現代では、グーグル先生などと称して、検索結果をそのまま答えとして使用する人が多くなっていると思います。
 なぜそういう答えになるのか、その背景や考え方はどうなっているのかを理解していないと、いつまでも自分の知識にはなりませんし、その後も安易に周りに答えをもらおうとする負のループの繰り返しになります。

 これは責任逃れでもあり、成長機会の放棄でもあります。

 今は疲弊しやすく、イライラしやすい環境になっていますし、それもしょうがないことだと思います。ただ、こういう時こそ冷静にじっくり考える機会ととらえ、己と向き合い、自分なりに納得した行動をとっていくことが、この厳しい環境を糧として前に進む力にもなりうるのではないでしょうか。
 立ち止まって、今何をすべきか考える。私自身も慌ただしい状況に追い立てられて、なかなか実行できないでいますが、自分への戒めも含め、問い直したいと考えています。

 ところで、どなたか私によい趣味を教えていただけないでしょうか。できれば1人で実行できる趣味がいいです。

カープ男子


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