開催報告

大阪市音楽団の歴史と吹奏楽の現状

開催日時 2019年09月18日 (木) 19:00~21:00
講師 公益社団法人大阪市音楽団 理事長 石井 徹哉 氏

開催報告

 日本でもっとも長い歴史と伝統を誇るOsaka Shion Wind Orchestra(オオサカ・シオン・ウインド・ オーケストラ)のバストロンボーン奏者でありながら、楽団長としてご活躍されている石井徹哉氏を講師にお招きし、『Shion(しおん)』の歴史と、公益社団法人としての現状と今後の展望について解説頂きました。
 Osaka Shion Wind Orchestra は、1923年に誕生した日本で最も長い歴史と伝統を誇る交響吹奏楽団であり、『Shion(しおん)』の愛称で親しまれています。大阪市が市の直営事業として運営していた、日本で唯一自治体が所管する専門吹奏楽団でしたが、市政改革の一環として、2014年に社団法人大阪市音楽団に運営が移管されました。民営化にあたり完全自立化を見据え、様々な変革を行いました。楽員の給与の大幅な削減、練習所の移転をおこない、また、熱心に営業をおこなった結果、自主公演や依頼公演は目標を大きく超える数字となりました。中でもドラゴンクエストのコンテンツは大ヒットし、全国で完売必至の講演となっています。これまでに3度の大阪文化祭賞、日本民間放送連盟賞、日本吹奏楽アカデミー賞演奏部門賞、大阪芸術賞、なにわ大賞を受賞し、幅広い活動を通して音楽文化の向上と発展のために力を注がれています。


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