2022.02.20

The行動経済学「おとり効果」にハマった!

「マンボウ」と「寒さ」でなかなか元気がでませんが、お元気でしょうか。営業一筋でやっていても「まんまと引っかかる」ものはたくさんあります。

先日、最近多くなったテイクアウトができる定食屋さんを通りかかり

(そう言えば昔、おばちゃんがテイクアウトを間違えて「テイクオフで!」ってどや顔で言った後ろに並んでいてそのおばちゃんが
「飛ぶ」ところを想像をして口を大きく開き下を向いて笑いを必死でこらえていたことがありましたが・・・。
もちろん対応していた店員さんは少しお持ちくださいといって
下がったまま出てきませんでした。絶対笑い転げていてあかん思ったんでしょうね。)

今日はここで買って帰ろうと思って3種類の弁当を見ていましたら、
なんと1つは2000円!(高っ!)、1つは1200円(う~ん)、1つは500円(安っ!)と3つのものが並んでいました。
なんとなく見た目は、2000円のはめっちゃいい素材なのか少し小さめ、500円のは量はやたら多いけど高校生やったらいけるけど・・・みたいな感じでした。
1200円のはバランスも良くまぁこれでいいかと買いました。
買って帰る途中、ある「どんぶりや」の横を通りました。「牛丼定食700円」・・・・・・・ありゃ! やってしまった!

そうなんです。私は「おとり効果」という行動経済学で語られているものにまんまとハマったのです。
釈迦に説法の皆様はここで想定通りのオチですのでお話は終わりです。こんなお話読んでいただき有難うございました。(笑)

(おとり効果)
価格って同じ商品群なら3つ「松竹梅」にすることが多いのです。実はその中でも一番たくさん売れるのはまた売りたいのは
「竹(上記の場合1200円の弁当)」になるようにしているんです。
1200円ってでも高いですよね!でもその「松にあたる 2000円の弁当」が効いているんですよ。
それから「梅にあたる 500円の弁当」の安さ設定も効いています。
完全に「2000円高いやん!けど、500円ってえらく安いやん!」と1200円に誘導されたんですよね。「おとり効果」の見本みたいでした。
お弁当屋さんは作った量の70%ぐらいはこの竹を用意し、しっかり売り切っていったと思います。めでたしめでたし・・・いや!やられとるがな!
自業自得ですが。でもとってもおいしかったです! さて、あなたならどれを選びますか!?・・・ちゃん店行きますはなしですよ。(笑)


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