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船戸明の公会計改革「待ってくれ!」

期間限定の小学校

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こんにちは、大阪発公会計ブログ担当の船戸明(公認会計士)です。

 1日の日本経済新聞に、「10年限定の小学校」という記事が掲載されていました。

 開校したのは、横浜市の臨海開発エリアであるみなとみらい地区で、企業誘致が思ったように進まず、商業施設が誘致され、タワーマンションの建設が先行。

「「横浜市で最も新しい小学校です。誇りに思える学校を一緒につくりましょう」
 市が4月、5年ぶりに新設したみなとみらい本町小学校の開校式。校長の小正和彦(55)は集まった5.6年生や地域の住民ら250人に呼びかけた」。

 もちろん、新しい小学校に通う子どもたちは、これまで別の小学校に通っていました。離れ離れになることへの不安を語る子どももいたようです(4月2日、東京新聞)。

 日経の記事で驚いたのは、次の記述です。

「学校のある西区の人口は17年末、50年ぶりに10万人の大台を超えたが、学びやから巣立つ卒業生はそう多くはならないかもしれない。計画では10年の「期間限定」の小学校だからだ」。

 期間限定の小学校って、なに?

 もともとみなとみらいは企業誘致地区。小学校も企業向け用地を転用しているのだとか。

 それにしても、です。

 私は小学校1~3年生まで、熊本のとある小学校に通っていました。それから25年ほど経ったある日、その「跡地」を当時の先生と訪ねる機会に恵まれました。「小学校は移転して、ここにはもうないのよ」。そう語る先生の言葉と、跡形もなくなった校舎のかすかな記憶に、しばし呆然としたことを覚えています。

 10年限定というのは、子どもも分かっているのでしょう。自分の母校がなくなることが最初から分かっている学校に通う。。。

 母校。
 母国。
 母語。

 心の拠り所は、常に「母」。その母校が失われることの影響を、大人たちはどこまで真剣に考えているのでしょうか。

カテゴリー:船戸明の公会計改革「待ってくれ!」, 公会計あれこれ