エアーズブログ

「三方よし」の精神で、「日本の会社を強くする」

船戸明の公会計改革「待ってくれ!」

公会計の原点

こんにちは、大阪発公会計ブログ担当の船戸明(公認会計士)です。  先日、研修会で、ある自治体の公会計の取り組み状況を聞く機会がありました。  原点は資産の把握(による減価償却の実施)と複式簿記の導入。そんな話を聞いて、なるほど、と公会計の原点を思い出しています。  資産情報がない。  あっても金額情報がない。  膨大な資産を保有している自治体ですが、その全貌が把握できているかというと、必ずしもそんなことはありませんでした。      隣の家がベンツを購入。でも、一方でローンを組んでいるかもしれない。  そのローン側は自治体会計でも見ていたけれど、資産側に焦点をあて、負債と資産のバランスがどうな…続きを読む

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生活と行政と政治と

こんにちは、大阪発公会計ブログ担当の船戸明(公認会計士)です。  自治体の方と話をしていると、当たり前ですが、行政というのは生活そのものだなあ、とつくづく思います。  水道はどういう状況か。  生活保護にどう対応するか。  病院をどう運営していくのか。  公営住宅の家賃は滞納していないか。  中学校への給食導入をどう考えるか。  ・・・  東京で検討されている(と思われる)築地市場の移転問題。先日、東京都知事の対応を巡って批判の声が上がりました。 「築地市場(東京都中央区)の豊洲市場(東京都江東区)への移転問題で、移転に反対する築地市場の仲卸業者の女性らの「築地女将さん会」は4日、都庁で記者会…続きを読む

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監査結果の報道

こんにちは、大阪発公会計ブログ担当の船戸明(公認会計士)です。  9月27日、毎日放送(MBS)が「「森友小」審査基準“該当”判断に疑問 監査結果」というニュースを報じました。 【事実】 「2014年10月に森友学園から小学校認可申請書を提出されたことを受け、大阪府の私学課は校舎の建設予定地が借地であったものの、「将来的に自己所有になると見込まれる」などとして、府の基準に適合すると判断して審査を受け付けました」。 【監査】 「これについて、府の監査委員は審査基準に該当するかは疑問が残るとし、審査を受け付ける判断に至った過程が文書で残っておらず、不明瞭だと指摘しました。そして、今後は意思決定の経…続きを読む

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民間という言葉

こんにちは、大阪発公会計ブログ担当の船戸明(公認会計士)です。  8月に「民間企業という言葉」というタイトルで、短い文章を書きました(こちら)。ある自治体の方とたくさん話す機会があったので、その際に留意した点として。  22日、毎日新聞に「「民間」そんなに正しいか」という記事が掲載されていました(こちら)。  面白かったのは、国会論戦で「民間の発想」という言葉が使われた会議の回数を調べていること。  昭和期(~昭和61(1986)年):8件  平成期(平成4(1992)年以降):61件 「民間」「民間の発想」といった言葉が使われ出したのは、近年のことと言ってもいいでしょう。  では、なぜしきり…続きを読む

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研修講師を務めて

こんにちは、大阪発公会計ブログ担当の船戸明(公認会計士)です。  先週、13日、エアーズ経営研修所の研修講師を務めさせていただきました。テーマは、「社外監査に求められる外部の視点」。  おいそがしい中、ご参加くださった皆様、ありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。  昨今話題のガバナンスという視点はもちろんなのですが、昨年来、自分自身が監事や監査委員といった役職に就く機会があったことも、今回のテーマ選定の背景にありました。そういう意味では、ガバナンス理論というよりも、「新任監事奮闘記」に近いものがあったと思うのですが、最後までご清聴頂いたことを嬉しく思います。  1つ1つの経験…続きを読む

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未返済分の免除

こんにちは、大阪発公会計ブログ担当の船戸明(公認会計士)です。  6日の日本経済新聞に「阪神大震災で被災者に貸し付け、未返済分を神戸市が免除」という記事が掲載されました(こちら)。 「阪神大震災の被災者に生活再建のため貸し付けた計約777億円の災害援護資金を巡り、神戸市は5日、未返済となっている約31億円について原則として返済を免除することを決めた。約2千人が対象で、経済状況などを再確認し最終判断する。大震災から20年以上が経過する中、依然として生活が苦しい借り主の負担を和らげるにはやむを得ない措置と判断した」。  保健福祉局の説明はこちらです。 「返済を求め続けるより、他の重要な市政課題にお…続きを読む

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首長の役割

こんにちは、大阪発公会計ブログ担当の船戸明(公認会計士)です。  小池百合子東京都知事が、9月1日に行なわれた関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式への追悼文送付を断ったことが報じられています(たとえば、こちら)。  小池知事の今回の決断に対し、既に多くの方が意見表明されました。たとえばコラムニストの小田嶋隆さんは、「追悼文をやめて何を得るのか」という文章を寄稿しています(こちら)。  小田嶋さんの考えにまったく同感なのですが、その文章を読みながら、知事の役割って何だろう、と考えていました。  都民ファーストという政治団体(?)の存在はともかく、都民に選ばれた以上、自分に投票してくれた人だけでなく、自分…続きを読む

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自治体の内部統制

こんにちは、大阪発公会計ブログ担当の船戸明(公認会計士)です。  少し前、8月21日の日本経済新聞に「自治体、内部統制固め急ぐ 都道府県・政令市に義務化」という記事が掲載されました。 「6月の地方自治法改正で都道府県と政令指定都市は2020年4月1日までに内部統制の方針を定め、必要な体制を整備することが義務付けられた。架空発注や手当の不正受給など地方自治体職員による不祥事が後を絶たないことが背景にあり、情報漏洩や不正会計を防ぐ体制づくりを目指す。長野県など実際に問題が発覚した自治体では自主的に内部統制の強化が進むが、職員全体の意識改革や継続的な取り組みなどハードルは高い」。  この話題、とある…続きを読む

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熊本城の今

こんにちは、大阪発公会計ブログ担当の船戸明(公認会計士)です。  昨日から熊本に来ています。  かつて、小学校3年生の時まで住んでいた場所(市内ではありませんが)。当時は考えられませんでしたが、新大阪から3時間ほど新幹線に乗れば熊本にたどり着ける時代になりました。  観光で熊本・鹿児島を訪ねたのが14年ほど前。当時とまったく姿を変えてしまったのが熊本城です。昨年4月、熊本・大分を襲った地震で、石垣や天守、櫓など、多くが破損・損壊し、現在、中に入ることはできません。  周囲を1周できるルートが確保されていて、ところどころにボランティアと思われる方がいらっしゃいます。タイミングがあえば震災の状況な…続きを読む

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盆の混雑

こんにちは、大阪発公会計ブログ担当の船戸明(公認会計士)です。  8月11日。  今年からできた「山の日」という祝日ですが、ちょっとした用事のため新大阪駅に行く機会がありました。この日からお盆休みという方も多かったのでしょう。駅は家族連れを中心に、ごった返していました。  ただ、正月にしろ、お盆にしろ、通勤の混雑とはわけが違います。いろんな家族の思いを乗せた移動なので、不快を感じることはありません(そもそも新幹線に乗ったわけでもないですし)。  今年は7月に母方の田舎に行きましたので、8月は家族で国内旅行です。いや、逆ですね。8月に旅行に行くので、7月に「帰省」したということ。今日から、愛知県…続きを読む

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